わんちゃんはしっぽを振ったり、全身を使って何かを表現していることがあります。
仕草が可愛らしくてずっと見ていたくなりますが、ふと自分の愛犬が何を伝えようとしているのか知りたい時ありますよね?
今回は犬の喜んでいるサイン3選をご紹介します!
是非自分の愛犬の行動と比較してみてください。
そもそも犬はどんなことで喜ぶの?
わんちゃんは飼い主さんが大好き!
飼い主さんと良好な信頼関係をつくり、飼い主さんと一緒にいることやスキンシップにわんちゃんは幸せや喜びを感じています。
飼い主さんと一緒にお散歩に行ったり、撫でてもらったり、たくさん遊んだりということも大好きです。ぜひ日頃からしてあげるようにしましょう!
また、好きなご飯やおやつを貰える時も喜びます。
そういった時のわんちゃんの表情や行動に注目してみましょう。
わんちゃんの喜ぶことは、内容も方法も優先順位も、さまざまです。
愛犬の行動を観察し、性格や好みを把握してあげれるといいですね。
喜んでいるサイン3選
尻尾を振る
わんちゃんの嬉しい表現の中でも一番よく知られているのは、尻尾を振る動きかと思います。
尻尾を振る動きは確かに嬉しい時にみられる動きなのですが…
実は嬉しい時だけということではないと言われているんです!
尻尾を振っているときは興奮している時であり、嬉しくて興奮するだけではなく不安な興奮や怒りの興奮ということもあり得るのです。
例えば、飼い主さんと遊ぶ時は楽しくなって興奮して尻尾を振るけど、知らない人が目の前に現れてドキドキして不安になり尻尾を振ることもいるようです。
このように、わんちゃんが尻尾を振っていたら、必ずしも嬉しいときとは限らないんですね。
そして私が驚いたのは、感情によって尻尾を振る方向が変わるということです!
嬉しい、楽しいといったプラスの感情の時は右向きで
怖い、怒りといったマイナスな感情の時は左向きに振るそうです。
これには脳の作りが原因していて、右脳はマイナスな感情、左脳はプラスな感情で活発化します。
右脳が活発化したときは左半身が動き、左脳が活発化したときは右半身が動くという仕組みだそうです!
少し混乱しそうですが…覚えておきたいのは、嬉しい感情で満たされ興奮している時は、右向きに尻尾を振るということですね!
早速愛犬の尻尾の動きに注目してみましょう。
笑顔に見える!
わんちゃんも人間と同じように、嬉しい時は笑顔になります。
口角がキュッと上がっている表情を見たことはありませんか?
わんちゃんを撫でていると笑顔になっているかもしれません。
実はわんちゃんの笑顔という表情は、人間との生活の中で覚えていくものと言われています。
人が嬉しい時に笑顔になるので、その表情を記憶して犬も笑顔を作れるようになるんです。笑顔はわんちゃんにも伝染するんですね!
ですので、野生犬や人とのコミュニケーションが良好ではない犬は笑顔を見せることはありません。
自分の愛犬が笑顔になっていたら、とっても嬉しい気分になりますね!
笑顔はわんちゃんと飼い主さんのコミュニケーションがよくとれている証拠なのです。
飼い主さんの顔や手を舐める!
わんちゃんが飼い主さんの手や足、顔全体や口のまわりを舐める行為も喜びや甘えたい気持ちの表れと言われています。
子犬は、母犬をペロペロと舐めることで食べ物をねだっていたことがあり、その名残のようです。
飼い主さんを舐める行為は、飼い主さんを自分のお母さんに重ねているんですね。
そういった時は、愛犬をたくさん撫でてあげて、遊んであげたりして愛犬の気持ちに答えてあげましょう!
喜びの感情のメリット
わんちゃんに喜びの感情が生まれると幸福度が上がり、愛情ホルモンとも言われるオキシトシンというホルモンが分泌されます。
ストレスを緩和することができ、ストレスによる消化器症状のリスクなども下がると言われています。
また、互いの信頼関係が生まれることで愛犬が問題行動を起こすリスクも下がるでしょう。
さらに、人間にも大きなメリットがあります。とある研究によると、愛犬と触れ合うことでストレスホルモンであるコルチゾールが減少したという報告もあるんです。
飼い主さんと愛犬の関係がよくなることは、人間にとっても愛犬にとっても大きなメリットとなるんですね!
まとめ
今回はわんちゃんの喜びサインについてご紹介しました。
どれも可愛らしくて、いろんな仕草を見せてくれる愛犬をさらに好きになってしまいますね!
勿論、わんちゃんの性格にはそれぞれです。愛犬の性格を理解してあげて、信頼関係を築いていきましょう。
わんちゃんが感情表現していたら、飼い主さんもスキンシップや褒めてあげたり、遊んであげるなどしてあげたいですね!