犬の保険について

犬の保険があるって知ってましたか?

もし愛犬が病気になったり、事故に巻き込まれてケガをしたりしたとき、あなたはどうしますか?

もしかして動物病院の代金を直に払ったり、入院させるお金がなくて、自宅で体調の悪い愛犬に毛布を巻いてそばにいてあげたりしていませんか?

そんなあなたに朗報です!

人間に保険があるように、犬も加入できる保険が存在します!

犬でも加入できる保険は、「ペット保険」という形で複数の会社が提供しています。

今までペット保険を知らず、トラブル時、直にお金を払っていた方はぜひ一度調べてみるといいでしょう。

では、ペット保険に入るといいタイミングはいつ頃でしょうか? 

そんなペット保険の補償内容や注意すべき点は何でしょうか?

この記事では、そんなふと気になるギモンについてお答えしていきます。

犬の保険に入るタイミング

犬の保険は主に「ペット保険」という形で、数多くの保険会社から提供されています。

犬に関するトラブルはあるとき突然訪れるものです。

例えば犬は慢性的、長期的なストレスにさらされると体調を崩してしまい、動物病院に連れて行かなくてはいけません。

そんな時に備え、ペット保険に加入しておくと負担が軽減されます。

では具体的に、ペット保険に加入するタイミングはいつ頃がベストでしょうか?

この項目では、2つのケースをご紹介していきます。

犬が0歳のとき

ペット保険に加入している犬の年齢は0歳が約65.2%と、なるべく早めにペット保険に加入する傾向がみられます。

ケガや病気といえば老犬のイメージが強い方も多いでしょう。しかし、仔犬も免疫力や体力がなく、ケガや病気をしやすいです。

例えば、家庭内にある物品の誤飲やフローリングでの転倒、ソファーからの落下などといった事故が後を絶ちません。

このような思いがけない事故や病気に備えて、早めに保険への加入を検討することをおすすめします。

保険加入できるギリギリの年齢のとき

人間と同じように、ペット保険に加入できる年齢には制限が設けられています。

高齢になるほど、ケガや病気になる可能性が高まるからです。

犬の場合、7~11歳がペット保険に加入できる上限の年齢です。

高齢のペットを対象にした保険も存在しますが、補償内容が限定されている場合があります。

そのため、保険に加入する際は補償内容をしっかり確認しましょう。

犬の保険の内容

ペット保険は人間同様、加入するにあたって年齢制限があります。

そのため、できるだけ早く加入することが好ましいとされています。

では、そんなペット保険にはどのような内容が補償として備わっているでしょうか?

また、保険の開始時期や請求方法も気になるところです。

それでは、前述した補償の種類や保険の開始時期、請求方法を見ていきましょう。

補償の種類

主なペット保険の補償種類は以下3種類です。

通院…動物病院に通ったときに支払われる補償。処置費、診療費、処方薬代などが相当

入院…入院費用に対する補償

手術…手術費用、手術の麻酔費用に対する補償

他には以下の補償が存在します。

ペットセレモニー…お別れの際の補償費用

車いす作成費用…ケガや事故による車いす作成費用

賠償責任…他人への噛みつきによるケガの補償、物を壊した場合の相手への賠償など

保険の開始時期

ほとんどのペット保険には「待機期間」が設けられており、ペット保険に加入してすぐ補償を受けられるわけではありません。

待機期間とは、保険開始日から保険金が支払われるようになるまでの期間を指します。

定められている期間は保険によって異なりますが、一般的には1~2か月程度の期間が設けられています。

保険加入時、既に保険の適用がされるような病気を患っているケースを防ぐためです。

例えば、「最近犬の体調が悪いから保険に入ろう」と思って加入しようとすると、断られることがあります。

そのため、「契約が始まる日」と「保険が適用される日」の違いもしっかり確認しておきましょう。

請求方法

主にペット保険の補償を請求する方法に「窓口清算」と「後日清算」が存在します。

「窓口清算」は動物病院の窓口その場で清算してもらう方法です。

自己負担分を支払えばいいため、人間の保険と同様に使用できて手間がかかりません

一方で手間がかからない分、その仕組みにお金がかかっているため、窓口生産に対応したペット保険は高くなる傾向にあります。

また、残念ながら窓口清算に対応していない動物病院も多数存在するのが現状です。

一方で、後日清算に対応した保険会社も数多く存在します。

輸送費は自己負担になりますが、保険料を抑えられ、動物病院をどこにするか悩む必要もありません。

請求自体も動物病院で支払いをした際に受け取る診療費明細書や領収書、または所定の保険金請求書を準備しておき、ある程度定期的に請求するようにすると、そこまで難しいモノではありません。

各保険会社のホームページにも詳しい請求方法が案内されているうえ、不明点は直接電話で問い合わせることができます。

まとめ

人間に保険が存在するように、犬にも保険が存在します。

しかし、保険という制度は人間が作り出したモノで、本来自然界には存在しません。

つまり、人間は時期を選んで、たくさんある人間向けの保険に加入することができます。

しかし、犬は飼い主が保険を選んで加入しないとその恩恵を受けられません。

飼い主は自分の愛犬に合った保険を選んで補償内容を吟味したうえで加入しましょう。

そうすることで、自分の愛犬にありがちなトラブルに見舞われても、愛犬に合った保険の補償を受けられます。